2022年11月15日 投稿者: gizmogo jp

iPhoneの寿命は?寿命が近づいているサインとバッテリー状況の確認方法

Smartphone and a charger on bright background

「iPhoneの寿命は平均でどのくらいなのか」

「iPhoneの寿命が近いと感じたらどうしたらいい?」

「iPhoneの本体やバッテリーの寿命を延ばす方法は?」

 

現在iPhoneを利用していて、このように感じている方も多いのではないでしょうか。

 

2022年9月現在で販売されているiPhoneのほとんどは、本体価格が10万円を超えます。そのため、できるだけ長くiPhoneを使い続けたいものです。

 

本記事では、iPhoneについて以下のことを解説します。

 

・iPhoneの寿命の目安

・iPhoneが寿命だと感じた時の対処法

・iPhoneを長持ちさせるための方法

 

今後もiPhoneを長く利用したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

iPhoneの寿命はどのくらいが目安?

 

そもそもiPhoneの寿命は、どのくらいが目安なのでしょうか。

結論としては、iPhoneの使い方次第で寿命は変わります。

 

例えば、常にiPhoneを充電しながら使用しているとバッテリーへの負担が大きく、寿命が短くなりやすいです。

 

一方で、iPhoneのバッテリーに負担がかからないように過度な充電をせず、大切に使用している方の中には5年以上使い続けている方もいます。

 

また、Appleの公式サイトでは2016年ごろまでデバイスの使用年数について、「iOS製品とwatchOS製品は3年間を想定している」と記載されていたといわれており、3年前後をiPhoneの寿命の目安と考えている方も多くいます。

バッテリー状態の確認方法

次に、iPhoneのバッテリー状態の確認方法を紹介します。

 

iPhoneのバッテリー状態を確認する方法は、以下の通りです。

 

【確認手順】

 

・ホーム画面にある「設定」アイコンをタップ

・「バッテリー」をタップ

・「バッテリーの状態」をタップ

 

参考:Apple「iPhoneのバッテリーの状態と使用状況を確認する」

 

上記の手順から、バッテリーの容量やピークパフォーマンス、バッテリーの修理が必要であるかを確認できます。

 

iPhoneが製造された時点の「最大容量」は100%です。iPhoneを使用するほど、この「最大容量」が100%から減っていきます。

 

Appleは、フル充電サイクルを500回繰り返しても「最大容量」が80%を維持できるように設計されているため、2年間使用しても80%以上のパフォーマンスを保てるでしょう。

 

もしも、AppleCare+ に加入していて購入してから2年以内にバッテリーの「最大容量」が80%を下回った場合は、Appleが無償でバッテリーを交換してくれます。

 

AppleCare+でバッテリーの交換を考えている方は、「AppleCare+」からご確認ください。

 

iPhoneの寿命が近いサイン

 

こちらでは、iPhoneの寿命が近いサインを3つ紹介します。使用しているiPhoneの寿命が気になっている方は、こちらのサインが出ているか確認してください。

iPhoneのバッテリーがすぐに熱くなる

 

お使いのiPhoneが頻繁に熱くなるのであれば、iPhoneの寿命が近いかもしれません。

 

iPhoneが熱くなる原因として、以下の3つが挙げられます。

 

【原因】

 

・バッテリーへの大きな負担

・気温や室温の高い場所での保管

・CPUへの負担が大きい

 

また、iPhoneが頻繁に熱くなるとさまざまな危険があるため、注意が必要です。

 

【iPhoneが熱くなることによるリスク】

 

・電源が落ちて起動しなくなる

・アプリが正常に動作しない

・バッテリーが膨張する

・iPhoneが発火する

充電が一日持たない

 

iPhoneに使用されているリチウムイオンバッテリーは、高速充電とバッテリー持ちの良さが特徴で、最新のiPhoneであれば連続動画再生時間は10時間を超えます。

 

そのため、一日中動画を見ている方でない限りは、一日では充電を消費しきれないでしょう。

 

長時間の動画視聴を行っておらず、普通に使用していて充電が一日持たない場合は、iPhoneの寿命が近いサインかもしれません。

突然電源が落ちる

 

突然電源が落ちる場合も、iPhoneの寿命が近いサインだと言えるでしょう。

 

原因としてはiPhoneのシステムに不具合が生じている可能性が高いため、新しいiPhoneに買い替えるかAppleサポートに相談することが大切です。

 

最悪の場合、突然電源が落ちて起動しなくなり、iPhone内のデータが復元できなくなる可能性があります。

iPhoneが寿命だと感じた時の対処法

 

次に、iPhoneが寿命だと感じた時の対処法を4つ紹介します。

Appleに問い合わせる

 

お使いのiPhoneが寿命だと感じたら、Appleのサポートセンターに問い合わせてみましょう。

 

AppleのオペレーターがあなたのiPhoneの症状を確認して、修理したほうが良いか新しいiPhoneを購入したほうが良いかをアドバイスしてくれます。

 

サポートセンターへの連絡を考えている方は、事前にIMEI番号を確認しておきましょう。

 

【IMEI番号の確認方法】

 

・ホーム画面から「設定」をタップ

・「一般」をタップ

・「情報」をタップ

 

参考:Apple「iPhone、iPad、iPod touch でシリアル番号や IMEI を確認する」

 

【Appleサポートセンター】

 

・0120‐277‐535

 

参考:Apple「Appleの連絡先」

携帯会社で機種変更する

 

iPhoneの寿命が近いと感じたら、携帯会社に機種変更の相談をしてみるのも良いでしょう。

 

携帯会社は、さまざまなスマホ端末を取り扱っている携帯のプロです。そのため、あなたのiPhoneの状態を確認してから、必要に応じて新しいiPhoneを紹介してくれるでしょう。

 

携帯会社で機種変更するメリットは、新しいiPhoneの特徴や違いを教えてくれることです。

 

新しいiPhoneの性能や機能なども併せて聞きたい方は、携帯会社で機種変更の相談をしてみましょう。

中古携帯を購入する

 

SIMカードを変えずに別のiPhoneを使用したいと考えている場合は、中古iPhoneを購入するという手段もあります。

 

現在利用している携帯会社以外で販売されていたiPhoneだとしても、SIMロック解除がされていれば、現在のSIMカードを挿すだけで使用できる可能性があります。

 

そのため、本体価格を抑えたいと考えている方は、中古iPhoneの購入を視野に入れると良いでしょう。

 

しかし、SIMロック解除済みのiPhoneだとしても、現在使用しているSIMの形状によっては対応していない可能性があります。

 

事前にSIMカードの種類や対応機種などを携帯会社の公式サイトで確認しておくことが大切です。

 

バッテリーを交換する

 

iPhoneが寿命だと感じたら、バッテリーのみ交換するのも良いでしょう。

 

バッテリー交換のみであれば、本体を買い替えるよりも費用を安く抑えられます。

 

そのため、iPhoneの本体自体はまだ使えると感じている方は、Appleでバッテリーの交換依頼をしてみましょう。

 

前述した通り、Applecare+に加入していて、購入してから2年以内に最大容量が80%以下になった場合は、無償でバッテリーを交換してくれます。

 

iPhoneのバッテリー状態を確認する方法は、以下の通りです。

 

【確認手順】

 

・ホーム画面にある「設定」アイコンをタップ

・「バッテリー」をタップ

・「バッテリーの状態」をタップ

 

参考:Apple「iPhoneのバッテリーの状態と使用状況を確認する」

 

Applecare+を利用してバッテリー交換を考えている方は、「AppleCare+」でご確認ください。

iPhoneの本体寿命を延ばす方法

※画面は撮影用のイメージです

 

 

iPhoneの本体寿命を延ばす方法を3つ紹介します。新しいiPhoneの購入を考えている場合は事前に確認して、購入後に可能な範囲で実践してみましょう。

 

スマホ落下防止アイテムを活用する

 

iPhoneのバッテリーを長持ちさせようと考えていても、iPhoneを落としてしまうと一度で全損する可能性があります。

 

そのため、iPhoneを落とすリスクを少しでも軽減するために、日頃からスマホ落下防止アイテムを使うのがおすすめです。

 

【スマホ落下防止アイテム】

 

・スマホリング(バンカーリング)

・スマホバンド(スマホベルト)

・リングストラップ(フィンガーストラップ)

・ネックストラップ

 

 

頑丈なケースを装着する

 

スマホを落とさないように気を付けていても、何かの拍子でうっかり落としてしまう可能性もあります。

 

そのため、iPhoneには頑丈なケースを装着しておくことが大切です。

 

頑丈なケースを装着しておくと、万が一スマホを落としてしまっても衝撃を吸収してくれたり、液晶や背面の損傷を防いだりしてくれます。

防水機能に頼りすぎない

 

iPhoneには防水機能が備わっていますが、あくまで補助的なものとして考えて機能を過信しないようにしましょう。

 

Appleの公式サイトに記載されているiPhoneの耐水性能は、以下の通りです。

 

【iPhone耐水性能】

 

・IEC 規格 60529 に基づく IP68 等級(深さ 6 m まで、最長 30 分間)に適合

 

対象iPhone:iPhone13、iPhone13 Pro Max、iPhone13 mini、iPhone13 Pro、iPhone12、iPhone12 Pro Max、iPhone12 mini、iPhone12 Pro

 

・IEC 規格 60529 に基づく IP68 等級(深さ 4 m まで、最長 30 分間)

 

対象iPhone:iPhone11 Pro、iPhone11 Pro Max

 

・IEC 規格 60529 に基づく IP68 等級(深さ 2 m まで、最長 30 分間)

 

対象iPhone:iPhone11、iPhone XS、iPhone XS Max

 

参考:Apple「iPhone 7 以降の防沫・耐水・防塵性能について」

 

iPhoneの防水機能を過信してお風呂で使用したり雨に濡らしたりすると、故障の原因につながります。

iPhoneのバッテリー寿命を延ばす方法

こちらでは、iPhoneのバッテリー寿命を延ばす方法を4つ紹介します。

過度な充電をしない

 

iPhoneのバッテリー寿命を延ばすためには、過度な充電はしないようにしましょう。

 

例えば、一日中充電し続けたり、頻繁に充電して常に80%から100%を維持したりするとバッテリーに大きな負担がかかります。

 

ただ、iPhoneに採用されているリチウムイオンバッテリーは、バッテリー容量が80%を超えると、低速充電のトリクル充電に切り替わるため、寝ている時間帯だけ充電する程度であれば問題はありません。

常に最新のバージョンにしておく

 

iPhoneのバッテリー寿命を延ばすためには、常に最新のバージョンにしておくことが大切です。

 

なぜなら、Appleはバッテリーの駆動時間と耐用年数を最大限に延ばす手段の1つとして、iOSアップデートを推奨しているからです。

 

そのため、お使いのiPhoneが最新のバージョンになっているか常に確認しておきましょう。

 

【ソフトウェアアップデートを確認する手順】

 

・ホーム画面にある「設定」をタップ

・「一般」をタップ

・「ソフトウェアアップデート」をタップ

 

参考:Apple「バッテリーの駆動時間と耐用年数を最大限に延ばす」

 

充電中はケースを外す

 

ケースを付けたままiPhoneを充電すると、本体が熱くなりバッテリー性能に影響する可能性があります。

 

そのため、充電中はiPhoneのケースを外しましょう。

 

最適な周辺温度を意識する

 

バッテリーの寿命を延ばすためには、iPhoneの周囲温度を適切に保つ必要があります。

 

iPhoneの最適な周囲温度は、16~22度です。常に最適な温度を保つのは難しいと思いますが、可能な範囲で調整するのが望ましいといえます。

 

また、35度以上の周囲温度で長時間iPhoneを放置すると、バッテリーの消耗が通常よりも短くなるため、注意しましょう。

まとめ

 

本記事では、iPhoneの寿命について解説しました。

 

お使いのiPhoneが寿命だと感じたら無理に使い続けずに、修理するか新しいiPhoneに変えることが大切です。

 

また、本記事で紹介したiPhoneの寿命を延ばす方法を参考にして、新しいiPhoneを長く使えるように意識していきましょう。

 

<参考URL>

https://support.apple.com/ja-jp/iphone/repair

https://mobareco.jp/a175531/#iphone%e3%81%ae%e5%af%bf%e5%91%bd%e3%81%a3%e3%81%a6%e6%9c%ac%e5%bd%93%e3%81%ab3%e5%b9%b4%e3%81%aa%e3%81%ae%ef%bc%9f

https://www.kashi-mo.com/media/68961/?cid=887669657.1660107992#i-2

https://www.apple.com/jp/batteries/maximizing-performance/

Smartphone and a charger on bright background