2024年9月25日
iPhone 16は史上最も修理しやすいiPhone:可修理性7点と評価
iFixitのチームが最新のiPhone 16を分解した結果、これまでで最も修理がしやすいiPhoneだと評価しました。この評価は、Appleが内部構造に一連の改善を加えたことによります。特にバッテリーの固定には新型の粘着剤が使用されており、少量の電流を流すとこの粘着剤が緩み、バッテリーの取り外しが簡単に行えるようになっています。この方法は、従来の引っ張るタイプの粘着剤よりもはるかに優れており、バッテリー交換がより迅速かつ容易になっています。
写真は iFixit によるものです。
さらに、iFixitの分解によると、iPhone 16にはA18チップの冷却を効率的に行うための鉄製のヒートシンクが採用されており、これがSoCの半分、特に神経エンジンが配置されている部分のみを覆っていることがわかりました。
これらの設計変更により、iPhone 16は修理のしやすさにおいて10点満点中7点を獲得し、iPhone 15の4点を大きく上回る結果となっています。iFixitチームはまた、iPhone 16のデュアルエントリーデザインを高く評価しており、これにより複数のパーツへ簡単にアクセスできること、特にバッテリーが独立して交換可能な設計が、修理をさらに迅速かつ簡便にしていると述べています。